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2014年5月7日水曜日

GSXR750 バッテリー交換。 その後トラブル(^_^;)



前回のGSXR750 バッテリー交換を書いたのだが、少々問題点が出てきた。
灯火類の点灯時、瞬時の電圧降下で全機能停止の状態が確認された。
前照灯、ポジションランプ、ウインカー、インジケーター等の点灯も、全てNG
当然、スターターも起動出来ず、エンジンのスタートも出来ない。

最初は、交換後当日に試運転で南紀に行った時。
160km程走った後の、夕暮れの時間、道の駅イノブータン王国で、30分ほど休息し、エンジンを起動。
ライトのスイッチをON
????
止まった。
灯火類とインジケーター類全て消灯。
スターターも起動出来ない。
ウインカーもホーンもNG。
メインのヒューズが切れた時に似た状況。
薄暗い中、ヒューズ(10A)を外して確認する。
問題ない。
ヒューズを復旧し、メインスイッチをON。
灯火類OK。
スターターを起動して見る。
問題なくエンジンが始動出来た。
灯火類とインジケーターも正常。
その後、夜道を3時間走行して問題無く帰宅。


一週間後、Hさんと室戸岬を目指してツーリング。
250km程走り、休息後、エンジンスタート。
ライトON
????
止まった。
前回の「道の駅イノブータン王国」での症状と同じだ。
とりあえず、メインスイッチをガチャガチャやっているとインジケーターが点灯。
なんとかエンジンの始動が出来たので、そのまま室戸岬に向かう。
念のため灯火類は、OFF。
トンネル内で前照灯をON。

一瞬、点火プラグが失火した。
その後、何度か、同じ状況で、走行中に前照灯をONした時に点火プラグの失火が続いた。
状況から考えて前照灯スイッチ不良?
などと思いながら、帰ってから整備しようと考える。
室戸岬で日没まで遊び、帰路夜道を走る。
途中数回の休憩後、エンジン始動時に、スターターは回るのだが、なかなかエンジンが始動しない状況が続いた。
そう言えば、バッテリー交換後、以前よりも、エンジン始動にスターターを作動させる時間が長くなっていた事に気が付く。

右左折時ウインカーを使用する。
!!!
突然の点火プラグ失火。
幸い、徐行中の状態だったので、クラッチを繋いで、押しかけ状態で停止する事を回避出来た。
不安を抱きながらも帰路を急ぐ。
その後、前照灯の明るさが暗くなっている事に気が付く。
ウインカー使用時には、前照灯も点滅状態になってきた。
電圧降下!!!!

この状況で思い出した事があった。
15年ほど前に、若狭に向かう途中突然バッテリーが昇天した時の事の記憶が頭の中を過ぎった。
状況としては走行中に前照灯の照度低下・ウインカー使用時に前照灯の点滅の状態になった事が酷似している。
この時、最終的には、給油後、再スタートすら出来なくなってしまい途方に暮れた末に、ブースターケーブルを使用してエンジンだけをスタートさせる事に成功したのだが、他の電送系を使用すると、点火プラグが失火しウインカーすら使用出来ない状態で何とか帰庫した。

今回の原因として、思い浮かぶのは、
購入後半年以上未開封だったバッテリーを使用した為?
オルタネーターの発電不足?
製造個26年の車両の為、伝送系の経年劣化で、リークしている?
など。

深夜の高速道路を不安を抱きながら、走行する。
最終的に、故障して動けなくなったらJAFを呼ぶ覚悟で。
もっとも、高速道路のトラブルほど危険なものは無いので出来るだけ避けたかったのだが、状態を観察していると、発亭の頻繁な一般道路と比較して、高速道路を連続走行時には支障が少ないようで途中でトラブルの可能性が少ない方の高速道路を選択した。

途中、車線変更の為にウインカーを使用する。
点滅するたびに、点火プラグの失火が発生。
ますます、前記の15年ほど前にバッテリーが昇天した状況に酷似してきた。
前照灯以外、なるべく使用しない用に慎重に走行し、なんとか無事に帰庫出来た。



翌々日になって、バッテリーをチェックする。
電圧は 12.79V (バッテリー単体)(メインスイッチOFF)で問題ない。

バッテリー単体電圧 12.79V

ターミナル端子の状態を確認してみると、
あれ?
プラス側のターミナルボルトが、緩んでいる。


良く見てみると、ボルトは締め付けてあるのだが、ボルトの長さが長くてターミナル端子が浮いている状態。
A ボルトの先端がターミナルに接触  
B ボルト首下のクリアランス      
C 端子の厚みに対してクリアランス大
 前回バッテリー交換時に、プラス側に、もともと使用していたスーパーナットに組み付けていたボルト(15mm)を使用したのだが、これは、前回スーパーナットに組み付け作業時に組み付け時のナットの位置の影響で、作業性を考えて汎用品を代用したのだが、それを今回の作業で再利用したものだが、長さの確認を怠ったのが、今回の原因。
バッテリー付属のボルトと比較すると5mm程長い。ターミナルの形状からすると、確実に問題が発生する。 これは、自らのヒューマンエラー。
A 今回取り付けていたボルト    15mm
B バッテリー付属のボルト       10mm
 バッテリー付属のボルトを仮組して、状態を確認。 クリアランスも、問題ない。
バッテリー付属のボルト取り付け状態
端子を装着。 固定の状態を確認しする。
端子組み付け状態
ターミナルの修理完了後の電圧と充電状態のチェック動画(灯火類OFF)①
電圧は
始動前                    12.55V
メインスイッチON時   12.34V
スターターの作動       11.6V
スターターの作動する時間も短時間で、スターター起動時の電圧降下も11.6V留まった事を考えると、問題無いと思う。
最高充電圧は 14.8V 迄上昇。
ターミナルの修理完了後の電圧と充電状態のチェック動画(灯火類OFF)② 二回目の状況確認。
電圧は
始動前                    13.15V
メインスイッチON時   12.7.5V
スターターの作動       11.33V
最高充電圧              14.91V


ターミナルの修理完了後の電圧と充電状態のチェック動画 (灯火類ON)
前照灯とウインカー及び制動灯を点灯させた時の電圧変化
アイドリング時    14.59V
前照灯点灯時         13.72V (スイッチON)
前照灯点灯時         14.85V (安定時最高値)
ウインカー点灯       1372V (前照灯点灯時)
制動灯点灯         13.85V (前照灯点灯時)
1372V以下に下がる事無く現状問題無し。

原因を特定、処理終了後、給油を兼ねて近所のガソリンスタンドまでの往復試運転。
帰って来て、電圧チェック。 13,1V (バッテリー単体) この程度の電圧を維持していてくれれば問題なさそうだ。
試運転後の電圧
13.1V
今回の修理完了時の走行距離
39598km
今回のトラブルは、恥ずかしながら、自分の作業ミスと、確認不備から招いたトラブル。
確実な作業と確認を実施していれば、不安無くツーリングを楽しめたのだが、ちょっとした手間を省いた為に、余計な心配を抱えてしまった。
考えて見ると、シート下のターミナルと、端子の接触不良で、ショートして火花が発生していたのでは?と想像すると、出火しなかったのは、不幸中の幸い。
以後注意しよう。  
自前作業は、自己責任。
事、何か有っても、他人に責任を押しつける事は出来ない。
全ては、自分の責任で。 自分の責任で有れば、自分の愚かさを痛感し、反面、人を恨む事もない。
自分で出来るメンテナンスは、そういう姿勢で取り組もう。。これからも。。。


 最後に、 室戸ツーリングで同行して頂いた、Hさん、ご心配かけました。有り難うございます。

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